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2019年3月定例議会
31年度予算、修正動議で否決
でも当初案どおり執行に
3月定例議会は2月28日に開会
28日町長提案理由説明、3月4日に一般質問(4名)5日からは、平成31年度一般会計予算、同特別会計予算、30年度一般会計補正予算、特別会計補正予算、条例の一部改正、陳情書についてなどの議案が提案され審議されました。
★3月6日に提案された議案「31年度野辺地町一般会計予算」について、高沢議員と野党議員が、このまま事業を進めるのは町財政の赤字を招き、将来の町民に大きな負担となることなどの理由で、新体育館建設についての予算に反対として一部修正動議を提出、採決では6対5で動議賛成、予算案は否決されました。
これに対し町長は「再議書」を提出。30年度からの委託業務において業務遂行必要経費であり義務経費である、との理由で地方自治法第177条二項の2により町長の権限で当初予算を執行できることとなりました。
また、6日に提出された修正動議文書が、一部野党議員の同意なしに署名、捺印されたことに抗議して、議長不信任案が出され野党の賛成多数で可決。議長が謝罪し退席しました。結果的には31年度予算は否決のまま、町長権限で事業が進むこととなります。
常に初心を忘れず、
町民のところへ足を運び、
学んで
町民ファーストで
頑張ってまいります。
陽子
たかさわ陽子・主な活動日誌
2日 県小学校スキー大会
8日 若葉小学校校内スキー大会
13日 議員説明会(風力発電)
15日 学童スキー大会
21日 一般質問締切
28日 3月定例会初日 ~3月7日まで
4日 新年祝賀会
6日 消防出初式
13日 野辺地町成人式
24日 議員説明会
(役場新庁舎、新総合体育館)
31日 みちのく丸利活用推進特別委員会
・定例議会・一般質問
・建設産業保健衛生委員の会議、関連視察
・小学校の各種行事等へ参加
・原子力エネルギー対策委員会・関連視察等
今後野辺地病院の安定経営や負担金問題、小学校の統廃合に伴う新校舎建設、ベイフロント計画みちのく丸展示計画、など次々と大きな経費がかかる事業を控えて、町財政の不安定化が進み人口減少、高齢化で税収入が減る中、今後の住民生活への影響に強い危機感を感じています。
病院や学校などいのちや毎日の生活が優先されるべきではないでしょうか。
町政にもっと町民の声をきめ細かく反映させるよう要望し行動していきます。
たかさわ陽子の一般質問・平成31年3月議会
- 質問1
・「放課後児童クラブ」について、実施場所により対象児童の学年に差があるのは?
若葉小学校のはまなす教室だけが対象児童が3年生までとなっているため、保護者は子供が4年生から塾に行かせている。親の負担を減らすため6年生まで拡大できないか。 -
(回答)
・はまなす教室は1~3年生71名で、空き教室2部屋を利用。支援員を4名配置している。拡大のため支援員募集をしているが応募がなく配置に苦労している。支援員の待遇改善も考慮していく。
今後保護者からアンケートを取り情報を集めたい。
- 質問2
・町内小学校の統合問題の考え方と教育費増額について及び統廃合について今後の考え方は? -
(回答)
・H32年度から、「次期教育基本構想」が示される予定。町ではそれより早く「教育構想検討委員会」を立ち上げる予定。来年度の活動として学区ごとに統廃合について、保護者から意見を聞くことにしている。教育費については予算を立てるにあたり、各学校、関係者の意見、要望を充分聞いている。備品等についてはH30年度は221万円、H31年度は217万円でわずか減だが今後も減額することなく配分していく。また知恵と工夫をもって運用していくことをお願いする。
これからも子どもたちの夢と未来をしっかり支えていく。
- 質問3
・ゴールデンウィーク中の保育所対応について、休めない親にとって10連休は子供を預けるところがなくなるが、町としてどういう手立てを考えているか。 -
(回答)
・2月22日付けで内閣から「一時預かり」を行うよう通知があった。基本的に連休中は休みとなるが、休みがない保護者のために1か所だけ休日保育を行い4月27日のみ開所する。ほかに開所要望があれば考慮する。今回限りの一時預かりである。
- 質問4
・「原子力立地給付金」について、町が全額受け取ることになり、町民の中には「あてにしていたお金が入らずに困る」の声が結構聞こえている。特に年金生活者には大切なお金である。希望者に以前のような「減額支援助成」のような制度を復活できないか。 -
(回答)
・29年度までは振込のお知らせで確認していたものが、30年度からハガキなしになり町が把握できなくなった。町に対して高齢者から数件の要望があった。30年9月議会で承認いただき「町民応募事業」をすることにした。中身は町内会、子どもスポーツ少年団、ことぶき会、町体育協会への配分である。
- 質問5
・ゴミ出しで雑紙が結構入っている。分別ルールが町民の中に意識付けされていないのではないか。再度対策が必要と考えるがどうか。また生ごみの出し方について量を減らすことが処理費用を削減することになることを訴えてはどうか。町の考えは? -
(回答)
・これまでチラシ配布、会合、イベントなどで町民には啓発活動をしている。H28年実績で青森県内的にはリサイクル率が少し上がっている。クリンピアはまなすの負担率は野辺地だけが増えておりより効果的な対策が必要と考えている。3つの「切る」を普及、啓発していくが台所を預かる方のご協力をいただきたい。方法は検討する。いずれごみ対策は重要な施策と考えている。